耐震リフォームについて
当社は耐震に力を入れています。
耐震について、お分かりになられない点がございましたら、お気軽に、ご相談ください。
耐震診断調査
■動的耐震診断について
1)計測の概要
動的耐震診断は、①診断機器を建物2階に設置して小さな地震を起こし、②そのときの建物1階の揺れを計測して、③建物が震度いくつの地震まで安全性が高いかを推測するシステムです。
2)調査内容
小さな地震で建物を揺らして計測する動的耐震診断でわかることは、木造住宅の耐震性を判断する上で、もっとも大切な、「建物全体の硬さ(揺れやすい建物かどうか)」と、「建物各部の硬さのバランス(揺れ方のバランス)」です。
一方で、柱や梁、壁などの構造部分が丈夫に緊結されているか(接合部の耐力)、基礎や土台が頑丈か、など、小さな地震ではわからないこともあります。
これらの点の検討が必要なことは、また、より多角的な検討を行うためにも、動的耐震診断は、簡易耐震診断・精密耐震診断で耐震補強が必要と判定されたときに利用されることをお奨めしています。

■計測状況
阪神・淡路大震災の教訓を忘れずに!
阪神・淡路大震災による犠牲社は6,000人にものり、その8割弱は古い家屋等の倒壊による圧死であると言われています。しかし、その一方で、同じ激震地区の木造住宅でも被害を免れたものもありました。この違いはどこにあったのでしょうか。住まいは大切な人命や財産を守っています。二度とあのような悲惨な出来事を繰り返さないよう、地震に強い住宅とはどのようなものか、そのためにどうすればいいのか、今一度、皆さんの住まいを見つめ直してください。
ズバリ!地震に強い住まいのポイント
■建の形物は単純である
住まいの平面の形は凸凹していると、地震の力が建物全体に平均的に伝わらず、弱い部分に集中し被害を受けやすくなります。

■建物の軽量化による補強
地震時に柱、梁、および耐力壁にかかる力の負担を小さくするため、建物自体の重量を軽くする方法があります。モルタル外壁を落として軽いサティングに張り替えますが、その際下地板もはがして、構造用合板下地に張り替えると耐力がアップし壁量を増やすことになるため一石二鳥の効果があります。
図1を拡大して見てみる。
■屋根の軽量化
壁と同じく建物自体の重量を軽くするために、図-1のように屋根を鉄板、住宅用化粧スレート等の軽い材用に葺き変えたり、図-2のように土葺き瓦を釘止め瓦に葺き替えます。下地についても野地板をはがし構造用合板を張り替えると水平方向の耐力がアップします。
図2を拡大して見てみる。
■耐震壁は適量以上を建物全体にバランスよく配置する
地震の揺れにより基礎が揺れると、建物が足元から揺れ落ちて大きな被害を引き起こします。基礎は、柱の列や壁の下に沿って鉄筋コンクリートを連続させた布基礎なろにし、土台とアンカーボルトでしっかり固定しておくと強くなります。特に、昔の海や川などが陸地となったところや、埋め立地などの地盤が軟弱な土地の建物は、地盤を改良したり基礎を丈夫にしておく必要があります。

■基礎の補強
1.玉石基礎の補強
玉石に束立てした柱は、地震時に柱が浮き上がったり水平移動した際に、基礎を踏み外して被災する恐れがあるため、鉄筋コンクリート造の布基礎に替え、土台を新設して基礎にアンカーポーンとで緊結して補強します。 図で見てみる
。
2.土台の固定による補強
土台と基礎を固定するためには施工アンカーを設置してアンカーポイントの数を増やしたり、古くなったアンカーポーンとの替わりにします。また、基礎の一部が沈下することなどにより、に土台と基礎を大きな隙間が生じる場合には、モルタルを住填して補修します。 図で見てみる
3.無筋コンクリート造基礎の補強
建物外周および建物内部の耐力壁の下には、上から加えられた力を地盤に伝えるため、十分な強度と耐力を持った、鉄筋コンクリート造の布基礎を設ける必要があります。新たに基礎を打ち直すことができない場合には、無筋コンクリート造基礎の一部を取り壊して下図の方法などにより補強します。
図で見てみる① 図で見てみる②
■基礎は鉄筋コンクリートなどでしっかりと固めている
地震時には左右の揺れ(横揺れ)により建物に横方向から押されたような大きな力がかかります。木造住宅ではこの力を筋交いを入れたり、合板を貼るなどした壁で支えられることになります。この横から受ける力に抵抗できる強さをもった壁を耐力壁といいます。建築基準法では、この耐力壁の最低量を定めており、不足している場合は補う必要があります。また、耐力壁が偏って配置されている地震によって建物がねじられて、壊れやすくなります。
■接合は金物によりしっかりつなぐ
木材そのものは、引張ったり、圧縮したりする力に比較的強いものですが接合部は特別な補強をしないかぎり、引張ると比較的簡単に外れたりしています。筋交いの接合部、柱と梁などの接合部は、適宜、金物により補強する必要があります。

■壁や柱の補強
1.壁の補強
地震の力に抵抗できるように壁は筋かいをいれたり、構造用合板を 張って耐力壁にします。構造用合う板張りの耐力の増設は、筋交い のように欠き込みを要せず下地を兼ねるので、合理的で信頼性も 高い補強方法です。店舗などの大開口部では、長さ90㎝以上の 筋交い入りの壁を両側に設けるか、あるいは柱上部の隅を方づえ および添え柱で補強します。 図で見てみる。
2.耐力壁の配置による補強
耐力壁の量を増やすとともに、釣り合いよく配置します。特に、建物の外周には耐力壁を設け、隅角部にL型に配置します。また2階の耐力 壁の直上になるように配置します。 図で見てみる。
3.接合部の補強
柱と柱、柱と梁そして筋交いなどの接合部は、地震時に普段より大きな力が働くため、これから の力に抵抗できる金物などにより、補強する必要があります。特に通し柱となる隅柱や、筋交い材が取り付く柱には大きな力がかかるため、十分な補強が必要です。また、補強金物には、 規格表示としてZマーク、CマークおよびMマークの表示がしてありますので、それぞれ建物本体の工法に合った金物を使用して下さい。 図で見てみる。 規格表示
■防腐・防蟻対策をしっかりする
柱・土台・筋かいなどの木材が腐ったり、白蟻などの害虫により被害にあろうと建物が強度が低 くなり、地震の力に耐えられなくなることがあります。木材は湿った状態が続いていると腐ったり、蟻害を受けやすく、日照・通風の悪い床下や北面、雨露にさらされる外壁の足元、台所、浴室などの水廻りなどの湿った状態が続きやすいところは、防腐剤の塗布による防腐処理や、換気口を設けることなど工夫をすることが必要です。また小屋裏に雨漏りはしていないか、白蟻の被害は受けていないかなど、日頃から住まいの維持管理に注意するとともに、定期的に専門家により点検を受け、必要に応じて被害を受けた部分の補修や白蟻駆除を行うなど、新築時の状態を出来る限り維持することが必要です。

■防腐・防蟻対策をする
土台、柱の腐れや白蟻の被害は耐久性の低下ばかりでなく、地震時の 被害が大きくなるおそれがあります。腐った部分の取替えは耐久性の高いヒノキ、ヒバなどや防腐、防蟻処理をした木材を使用し、床下をコンクリートたたきにして湿潤状態にならないようにするとともに地中からの白蟻の進入を防ぎます。また、床下換気口と小屋換気口をつくり、十分 に換気が行えるようにします。
図で見てみる。
※注意 床面積が増加しない耐震改修でも、改修規模や改修方法により、建築基準法に基づく確認申請や建築物耐震回収促進法に基づく認定など必要となる場合があります。専門家または、大阪市計画調整局建築指導部までご相談下さい。















